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bob&terry richardson exhibiton





世界を代表する孤高のファッション・フォトグラファー、Terry Richardson/テリー・リチャードソンおよびその偉大なる父であると共に60年代を代表するファッション・フォトグラファー、Bob Richardson/故ボブ・リチャードソンの最初で最後となる親子展をここ日本において同時開催。
それぞれの開催は別会場となりまして、ZEL GALLERY (港区六本木) にてBob Richrdsonの写真展を2008年4月25日より2008年5月8日まで、そしてLAFORET MUSEUM (渋谷区神宮前) にてTerry Richardsonの写真展を2008年4月26日より2008年5月8日までの期間に渡って展開。

ボブ・リチャードソンは60年代のファッション・シーンを語る上で欠かすことの出来ない重要人物。当時のファッション写真の在り方に少なからず疑問を抱いていた彼は、服よりもそれをまとう人物にクローズ・アップし、生々しく溢れる人間性から"等身大のファッション"という解釈を新たにもたらしました。
こうして時代の寵児として君臨し、その後も多くのフォトグラファーに影響を与えていったボブ。そんな彼に共鳴するかのように、その息子テリーもまた、ファッション・フォトグラファーとして頭角を現し、GucciやMiu Miu、Supreme、Tom Ford、Sisleyといった名だたるブランドのキャンペーン・シューティングをコンパクトカメラのみでこなすという前代未聞の挑発的手法によって一世を風靡します。本来、対外的であるべき写真において、撮る立場のテリー自らもまたその登場人物の一人として入り込んでしまう彼のスタイルは極めて自伝的であり、写真家としての唯一無二を更に高めてゆきました。

2005年のボブの死を惜しむかのように、息子テリー自らの編集によってボブの写真集『BOB RICHARDSON』が昨年夏に〈DAMIANI〉より出版され、話題をさらいました。今回、そこからテリーによって選び抜かれたセレクトと、作家としてのボブの未公開作品とをお見せすることで、ボブ・リチャードソンという偉大なフォトグラファーの二面性を露呈させます。

ファッションというフィールドで親子二代に渡って物議を醸したテリーとボブ。親子という関係性以上に"写真、そしてファッション"という巨大な運命の鎖によって強く結ばれていた彼らの最初で最後の親子展、乞うご期待ください。



ボブにとってアメリカという土地はどんな象徴だったのかな?
彼は既に亡くなってしまっているからオレ自身には断言できないけど、ニューヨークに住んでいたから、ロスからニューヨークまでクロスカントリーをしたかったんだと思うよ。老い先も短くなってたことを自分なりに察して、そういった時間もないなかで今すぐにやらないと、って思ったんじゃないかな。写真っていうのは体験をもとに記録することが重要だ。この旅行の場合も1回限りのモノだし、だからそういうモノをダイアリーとして残したかったんじゃないかと思う。
一言でボブを言い表すと?
ノートリアス、ノートリアス B.O.B.だな。ハハハ。ノッ、ノッ、ノートーリアス!

Read the rest at Vice Magazine: TERRY RICHARDSON'S NOW - VICE  

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田中:それをジャカード織りに変換したということですね。興味深いのはラファエルのメディウムの見つけかたです。こうしたマテリアルにはどうやって出会うのでしょうか。積極的に探して見つけたのか、それとも日々の活動を通して気付くのでしょうか?
ラファエル:テキスタイルというものが、まるでコンピューティングのように作られているという理由が第一にあります。最初にその面白さを知ったのは、アーティストレジデンスでトルコに行った時に、ローカルな織物職人のところを巡ったときでした。彼らの生み出す織り目が、まるでピクセルのようだったんです。
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田中:なるほど、ただ各コンポジションの色の選定はラファエル自身が選んだものでもありますよね。
ラファエル:色はひとつの作品に最大5つと決めました。それもプログラム上でランダムに選んでいるのですが、そのままだとコントラストがはっきりしないので、最もコントラストが生まれるような配色だけは私が決めています。「インターネットは移ろいゆく無常の自然」 ラファエル・ローゼンダール×田中良治