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デジタル・オイル・ペインティング展






「OPS:油画描画シミュレータ」が試せるデモ機が絵具のパターンや移流・遮蔽・版画という機能ごとに5機ほど用意されており、一つ一つがおもしろくて小一時間以上触っていた。色を混ぜて筆で描いた時の絵具の凹凸の具合と筆致の感触や意図しない滲みが出た時のイライラ感までも再現してて、またUndo機能がないようなので実際の書き損じのドキドキを味わいながら、PhotoshopやIllustoratorやLineformで慣れ親しんだ操作とはまったく違うモノだなと描き遊んだ。
TypeTraceみたいにhistory機能があるので描いている描写過程を保存できるようで展示してあった白根ゆたんぽ、タナカカツキ、寺田克也氏が「OPS:油画描画シミュレータ」で描いた絵とそれの再現映像が一緒に並んでいた。
写真を取り込んで画像データの色を絵具にする機能は、写真と絵の狭間をミックスできて楽しめそう、でもキャンパスの拡大・縮小の機能がまだ簡単に出来ていないけどSpaceNavigatorのような3Dマウスに対応する予定とのこと。アプリ配布が楽しみだ。






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yanagimoto koichi - archivist's vision

「柳本浩市展 アーキヴィスト - 柳本さんが残してくれたもの」 @  自由が丘 six factory

今回の展示で閲覧できた柳本さんの膨大なスクラップブックの一部は、以前にもSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSの自炊展や代官山蔦屋のオリンピックデザインアーカイブの展示で手にとって見る機会があって、ファイリングされたデータはPinterestでみれるけど、実際にスクラップブックの棚から手に取ってみるところが気づきが得られておもしろい。

未整理の収集物のコーナーは、これからアーカイブするために箱に詰め込んでいたモノをアトランダムにキューに入れていた状態をただ並べただけで、何があるのかソートしながら見てるとコンビニやスーパーよりなぜかダイソーの商品構成を連想してしまう。やはりアーカイブする前段のクローラーの具合が肝だな。

Rafael rozendaal Convenient

田中:それをジャカード織りに変換したということですね。興味深いのはラファエルのメディウムの見つけかたです。こうしたマテリアルにはどうやって出会うのでしょうか。積極的に探して見つけたのか、それとも日々の活動を通して気付くのでしょうか?
ラファエル:テキスタイルというものが、まるでコンピューティングのように作られているという理由が第一にあります。最初にその面白さを知ったのは、アーティストレジデンスでトルコに行った時に、ローカルな織物職人のところを巡ったときでした。彼らの生み出す織り目が、まるでピクセルのようだったんです。
もともとテキスタイルは18世紀まで人の手で作られていましたが、19世紀初頭にパンチカードを用いるジャガード織り機が誕生します。これがコンピュータの原型でもあったという話は有名ですね。オルゴールがパンチカードの情報から音を奏でるように、ジャガード織りも0と1だけで構成された情報から、非常に複雑なパターンを編み出すことができる。こうしたプログラムのアイデアがやがてコンピューターへと発展していったんです。そうしたデジタル手法を介することで、アーティストの思惑が介在しないアウトプットに達するという結果に興味がありました。
田中:なるほど、ただ各コンポジションの色の選定はラファエル自身が選んだものでもありますよね。
ラファエル:色はひとつの作品に最大5つと決めました。それもプログラム上でランダムに選んでいるのですが、そのままだとコントラストがはっきりしないので、最もコントラストが生まれるような配色だけは私が決めています。「インターネットは移ろいゆく無常の自然」 ラファエル・ローゼンダール×田中良治