ダニエル・クルックス のおっさんの太極拳の引き伸ばし作品は、新津保+池上のRugged TimeScapeみたいなだな、と。 ハルン・ファロッキ の作品【シリアスゲーム1:ワトソンは死亡】は、MMORPGのようなゲーム感覚で作戦行動をシュミレーションするくだりで登場人物のワトソンという兵士がゲーム上でヘタをかます場面は、なんだか昨年末NHKスペシャルで放送された 世界ゲーム革命 に出てきたデバック風景などが思わず浮かんだ。 また【シリアス・ゲーム3:没入】の冒頭に出てくるシステムを解説するおっさんがスティーブ・セガールっぽくてニヤッとして、たぶんイラク市内での爆破シーンを再現しながら追体験させて兵士の作戦行動を振り返りPTSDにたいするカウンセリングをするシーンは印象深い。 ツァオ・フェイのSecond Lifeを使ったRMB City Operaという作品。バットマンのコスプレとエロネタはワールドワイドなのかな。 スーパーフレックス の《マクドナルド浸水》は、最初どこかのマクドナルドの店舗を使って撮影したものなのかなどうやって実現したんだろうかと思っていたけど、どうやらバンコクのスタジオでマクドナルドの店舗のセットを組んで水没する様子を撮影したみたい。