The Dawn of Design – From the Oldest Stone Tools to Handaxes"
KGA6-A1 O96 175万年前のピック エチオピア、コンソ出土 unifacial trihedral pick 1.75 million years ago Konso, Ethiopia アフリカ、とりわけエチオピアは、人類起源期から人類進化の各段階の、世界を代表する化石記録を産出している。本展示では、日本とエチオピアの研究者の1980年代以来の長年にわたる共同研究の成果に基づき、ホモ属の系統が出現した250万年前ごろからホモ・サピエンスの出現までの人類進化の道筋と石器テクノロジーの発展について展示する。人類化石の展示としては、著名な頭骨化石12点のレプリカ標本を空間配置した系統樹として示す。最古の石器とそれ以後の製作技術のイノベーションを示す展示としては、エチオピアから一時借用の52点の原研究標本を展覧する。これらには、260万年前の世界最古の「オルドワン」石器、175万年前の最古の「ハンドアックス」などの「アシュール石器文化」草創期の石器、その後、石器テクノロジーが段階的に発達し、洗練化・シンボル化してゆく様相、「出アフリカ」を成し遂げた現生人類(ホモ・サピエンス)の石器など、1990年代から近年までに発見された第一級の研究標本を展覧する。 特別展示「最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり」 Stone tools are among the first tools man has held in his hand. To use stones nearby as an instrument: animals other than man are capable of doing so. However, man was the first to realize that transforming stones was more convenient. Proof of this was found on Ethiopian land. This dates back to 2,6 million years, a period of time beyond imagination. Transformed stones, if preserved, can be reused. Once he realized this, ma