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francis bacon exhibition


フランシス・ベーコンのThree studies of a self portraitを三枚重ね合わせてアニメーションGIFにしたものを偶然にTumblr上で見てかなりインパクトがあったので、今回のベーコンの展覧会でメインビジュアルに選ばれたジョージ・ダイアの三習作も同じようアニメーションGIFにしてみたらこれもGIFと相性がよくて見事にハマっている。


ベーコンのネタ元として使われたエドワード・マイブリッジのレスリングの連続写真が六本木のタカ・イシイギャラリーで同時開催で展示されていた。同じような連続写真を撮っていたエティエンヌ=ジュール・マレーのような動きをすべて一つの写真の中に収めたものより、エドワード・マイブリッジのような連続コマの方がGIFにしてみて改めて気づいた動きの残像をキャンバスに描くのに使いやすかったのかな。いや単純にベーコンの好みな肉のぶつかり合いなレスリングのモチーフ写真がエドワード・マイブリッジの写真にあっただけか。



展示は金の額縁とガラスの額装でキャプションにベーコンの指定と書かれていたけど、ひとつだけ透明度の高いガラスに替えられていたのもあり、それが余計に絵を見るときに映り込む自分の姿とか、ちょこっと先日のリヒターのガラスの作品をも思い出して印象的だった。

ウィリアム・フォーサイス+ペーター・ヴェルツの踊りの軌跡の映像や土方巽の舞踏資料や映像は、ベーコンが絵を描く時に参照した動きのネタ元をダンスの動きにまるで一度エンコードしたモノをデコードしていく変換の様子を眺めている感じがおもしろかった。


peter welz | william forsythe | retranslation | louvre from peter welz on Vimeo.

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yanagimoto koichi - archivist's vision

「柳本浩市展 アーキヴィスト - 柳本さんが残してくれたもの」 @  自由が丘 six factory

今回の展示で閲覧できた柳本さんの膨大なスクラップブックの一部は、以前にもSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSの自炊展や代官山蔦屋のオリンピックデザインアーカイブの展示で手にとって見る機会があって、ファイリングされたデータはPinterestでみれるけど、実際にスクラップブックの棚から手に取ってみるところが気づきが得られておもしろい。

未整理の収集物のコーナーは、これからアーカイブするために箱に詰め込んでいたモノをアトランダムにキューに入れていた状態をただ並べただけで、何があるのかソートしながら見てるとコンビニやスーパーよりなぜかダイソーの商品構成を連想してしまう。やはりアーカイブする前段のクローラーの具合が肝だな。

Rafael rozendaal Convenient

田中:それをジャカード織りに変換したということですね。興味深いのはラファエルのメディウムの見つけかたです。こうしたマテリアルにはどうやって出会うのでしょうか。積極的に探して見つけたのか、それとも日々の活動を通して気付くのでしょうか?
ラファエル:テキスタイルというものが、まるでコンピューティングのように作られているという理由が第一にあります。最初にその面白さを知ったのは、アーティストレジデンスでトルコに行った時に、ローカルな織物職人のところを巡ったときでした。彼らの生み出す織り目が、まるでピクセルのようだったんです。
もともとテキスタイルは18世紀まで人の手で作られていましたが、19世紀初頭にパンチカードを用いるジャガード織り機が誕生します。これがコンピュータの原型でもあったという話は有名ですね。オルゴールがパンチカードの情報から音を奏でるように、ジャガード織りも0と1だけで構成された情報から、非常に複雑なパターンを編み出すことができる。こうしたプログラムのアイデアがやがてコンピューターへと発展していったんです。そうしたデジタル手法を介することで、アーティストの思惑が介在しないアウトプットに達するという結果に興味がありました。
田中:なるほど、ただ各コンポジションの色の選定はラファエル自身が選んだものでもありますよね。
ラファエル:色はひとつの作品に最大5つと決めました。それもプログラム上でランダムに選んでいるのですが、そのままだとコントラストがはっきりしないので、最もコントラストが生まれるような配色だけは私が決めています。「インターネットは移ろいゆく無常の自然」 ラファエル・ローゼンダール×田中良治