takeo paper show 2018

前回のtakeo paper show 2014が東雲のTOLOT/heuristic SHINONOMEで、その前の数年が丸の内の丸ビルホールだったりして、ペーパーショーの会場が表参道のスパイラルホールというのが久しぶり感があったり。

高彩度濃度の紫色の紙、竹尾の製品をリサイクルした厚紙、フェライト粉をまぜて磁石に反応して動く紙など、どちらかというと"紙で作る"より"紙を作る"ところにフォーカスした感じかな。

紙の展示物を立体的に見せる少し湾曲したテーブルや、紙で光源を柔らかく当てた低い照明といった展示什器に目が向くなど。

そういえば去年のTABFでは会場ガイドのピンクに印刷した紙を丸める動作が印象的だったけど、今回スパイラルホールに向かう階段を倉庫のように仕立てて、いろんなファインペーパーなどの紙を折ってちぎって破ることがむしろメインディッシュなんじゃないかという展示だった。